日本梅酒協会について

代表理事
 金谷 優(かなたに すぐる)

【代表理事のご挨拶】

 

 この度、一般社団法人日本梅酒協会代表理事に就任しました金谷優です。

 

 私が梅酒を本格的に楽しむようになって早10年が過ぎようとしております。

 

 当時より話題になっておりましたが、2000年代に入ってから國酒である日本酒を含めて酒類全般で若年層のお酒離れが進み、国内のお酒の消費は低下傾向にあります。とりわけ梅酒に関して言えば、日本の家庭では旬の時期になれば梅酒を家で造り、家で消費するものでしたが、核家族化の要因もあり、昨今では家庭で梅酒をつけるシーンも極めて少なくなり、家庭レベルでの梅酒文化継承も減少してきております。

 

 ところが、梅酒はお酒があまり強くない方や若い女性の人気に支えられ、2009年/2004年の比では消費量が約2倍に増加した酒類として有名です。家でも漬け込むシーンが少なくなってきた日本の家庭事業がある一方で、酒造メーカーの企業努力により、梅酒の種類が増え、梅酒を飲む機会が増えたことが現在の梅酒の消費向上に繋がった背景があります。お酒を通じて国内を元気にしていきたいと考える酒造メーカーのお酒を使い、蔵元で造る梅酒が一気に増え、国内でも1000種類を超える梅酒が出荷されるようになり、気軽に購入できるようになりました。

 

 梅酒のニーズが高まると同時に、梅酒を消費される方、ご自身で造られる方、本当に様々な方からご質問を受ける機会が増えました。私自身も、梅酒を知れば知るほど、いろいろな気づきや疑問が浮かび、その輪も広がり、国内で造ったお酒が消費されると同時に多くのご縁がお酒を通してつながって行くことは非常に喜ばしいことです。

 

 しかし、その一方で、私自身、将来の梅酒を憂う課題も感じるようになりました。一言で言えば、「梅酒とはなんぞや」ということです。梅酒には、本来、各家庭で漬込み親しんでいた文化があり、「梅」「お酒」「砂糖」で造るものだと認識されているはずです。ところが、現在、日本国内では実際に「梅酒の定義」が存在せず、曖昧です。裏を返せば、梅を使わずに、梅酒風の味や香りがするものも、総称して梅酒と呼べるのです。

 

 梅酒は、国外から見ても、現在のリキュールのカテゴリーの中ではとても曖昧に見えているようです。私も海外から来た友人に日本酒や焼酎、梅酒をふるまうことも増えましたが、梅酒(UMESHU)という意味ではわかりにくいため、ついついPLUM WINEと本来の呼び方を変更して説明します。日本人が各家庭で文化として育んできた「UMESHU」を、海外の方にうまく伝えられないのは本当に歯がゆい話です。梅酒に関連する用語の定義付けなどが定まっていれば、海外から来た友人にもよりスムーズにUMESHUというものが理解していただけるのではないかと思っています。

 

 当協会の使命は、梅酒に関する情報を整理し、古来より日本に根付いて来た「健全な梅酒文化を広める」ことにあります。同時に梅酒を日本国内はもちろん、全世界に広げていくために、プロモーション活動も実施し、梅酒文化をさらに発展させていくことこそが本協会に求められている姿だと思います。

酒造メーカー、生産者、地域と手を組みながら、日本国内の梅酒文化の継承と発展に寄与していく所存です。

 

 皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

【協会概要】

 

団体名称:一般社団法人日本梅酒協会

本部住所:神戸市中央区海岸通三丁目1番地1 KCCビル4階

電話:050-3580-5252

FAX:078-392-2137

設立年度:2014年6月6日

役員:理事長 金谷 優

   理事  岩崎 吉隆

 

 

金谷優 プロフィール実績

 

【梅資源地域活性化事業】
岡本商店街組合梅ブランディング事業(神戸市東灘区)  :2010年4月~2012年3月
松野町梅ブランディング事業(愛媛県松野町)      :2011年8月~2013年3月
上山棚田梅活性化事業(岡山県美作市)         :2013年8月~現在継続中
みなべ町梅農家活性化プロジェクト(和歌山県みなべ町) :2014年4月~現在継続中
月ヶ瀬梅渓活性化プロジェクト(奈良県奈良市)     :2014年4月~現在継続中
水戸観光協会梅資源化プロジェクト(茨城県水戸市)   :2014年1月~現在継続中

【企業コンサルティング(商品化、社内研修事業)】
中野BC株式会社                                  :2011年10月~現在継続中
平和酒造株式会社                   :2013年4月~現在継続中

【6次産業化独自プロジェクト】※1
梅酒の学校(一般参加者体験型梅酒商品化事業)和歌山  :2013年6月~2014年5月
梅酒の学校(一般参加者体験型梅酒商品化事業)和歌山  :2014年6月~現在継続中
梅酒の学校(一般参加者体験型梅酒商品化事業)水戸   :2014年6月~現在継続中
※2015年度は、月ヶ瀬梅林(奈良市)での開催を含めて3地域での開催が決定しております。

【梅酒講師業※2(開催した授業のみ記載)】
よみうり神戸文化センター(2010.4~2010.6、2011.6、2011.10~12)
朝日カルチャーセンター(2012.4~2012.6、2012.9~2013.3)
中日文化センター(2012.10~2012.12、2013.6、2014.4~2014.6)
産経学園(2013.10、2014.5~2014 .6)
JA紀南様よりご依頼(田辺市)(2012.6)
サンケイリビング(西宮)(2012.6)
チョーヤ梅酒株式会社様よりご依頼(コピス吉祥寺にて開催)(2013.6)
大阪堺市なかよしくっく(保育園)梅食育授業(2012.6、2013.6、2014.6)
※2:直接依頼を受けて講師としてお教えした授業

【イベント事業】
梅酒の会(2008年 起業前より継続的開催)
神戸マルシェ出展(2010.10、2011.10、2012.10、2013.10)

【商品化】
商品化販売(2011~2013年すでに販売されている商品):
梅星(奈良県油長酒造株式会社:梅酒)
中山寺・みやすうめ(兵庫県宝塚市中山寺様専用の梅シロップ商品化)
中山寺・紫雲(兵庫県宝塚市中山寺様専用の梅酒商品化)
松野町梅シロップ(愛媛県松野町様専用の梅シロップ特産品)
龍神村のうめのみつ(和歌山県田辺市龍神村の特産品:梅シロップ)